文中と写真は何の関係もありません。昭和20年〜30年代の狩太町(現ニセコ町)の風景です。
- 大竹まことゴールデンラジオ大竹メインディッシュ2021/01/22『お客様はジャーナリストの青木理さん』続き
- 世間の目の方が気になると言う人が、6割〜7割位で、
- 生活保護の申請が少ない。
- 第1波、第2波の時に、秋・冬大変になりますよ、医療現場が大変な危機に陥りますよっと言うことを、
- もうあっという間に、特に、秋冬は予見されていたにも関わらず、あっという間に崩壊状態になっちゃうと言うことは、
- 安倍政権下で、菅さんや杉田副官房長官が官僚社会を牛耳っていたんだけれど
- 一貫して、言うことを聞かない官僚は飛ばすとか、あるいは処遇しないと言うようなことが徹底されているので
- 官僚組織がもう完全に萎縮してる。
- あーいう、気に食わない官僚は、飛ばすとかになっちゃうと、
- コロナ対策でも足かせになっているという可能性も充分あると思うんですね。
- なんで官僚が書いた答弁書をずっと読んでいるんだと。
- 彼は、ふるさと納税に異論唱えたら飛ばされたんだけど、
- 異論を唱えたら、菅さんに「逃げ切りは許さんぞって」言い放たれたんですって。
- 菅さんというのは、自分の絶対忠誠を尽くせと
- 且つ、場合によっては先回りして忖度をして、動くのが官僚だと言うようなお考えなんじゃないのか
- 官邸がこうだと決めたり、官邸がこうだと大見得切ったら、
- それに合わせて官僚の人達が右往左往して辻褄合わせようとして起きている不祥事ばっかりなんですよ。
- 色んな意見を出すとか、色んな議論を闘わせながら、方向を修正していくというような、多様性とか活発性という物がどんどん失われていく?
- それこそがまさに政治主導ですよね。
- この間まで、Go to eatって言っていたんだよ、ついこの間まで。今店行くなって言ってるんだから、ランチも止めろって言ってるんだから、
- 今日の新型コロナ感染状況
大竹まことゴールデンラジオ大竹メインディッシュ2021/01/22『お客様はジャーナリストの青木理さん』続き
大竹「その前にやる事があるだろう、っておっしゃっているけれど、今日、冒頭でも話したけれど、
感染した女性の方が自殺したと言う話が伝わってきて、
それは、感染して自分のせいだと思って、まぁ細かい事情は分からないよ、だけど、そういう風に思っちゃうと。
そういう人を救うとか、その前に90万人の人が職にあぶれているとか、そういう手立てを先にしっかりしてから
色々な事決めていくのなら分かるけれど、決めずに、そういうことほったらかしておいて・・・」
室井「国会中継見てて思ったんだけど、ほんとに今、この国って、緊急な事態な訳でしょう?
なのに分かっていないのに色々決めている人たちっていうのがおかしいんじゃないかと」
そう揚げ足獲るようだけれど、菅さん緊急事態宣言の発出の記者会見で自分の冒頭発言が終わった後、
『以上で私からの挨拶とさせていただきます』って、ガクってなるっていうね〜
これは政府の問題でなくて、日本社会特有の問題かもしれないですけど
ちょっと前に朝日新聞が世論調査しててこれも興味深かったんだけれど、その質問が、
「新型コロナにもし感染したら健康的な部分で心配なのか、それとも社会的な問題で心配なのかどっちが心配ですか」って聞いたら、
実は健康問題よりも社会的な反響の方が心配だという人が多いんです。
アナ「世間の目が気になる?」
世間の目の方が気になると言う人が、6割〜7割位で、
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昭和20年頃の狩太町から見た蝦夷富士
新型コロナに感染して命を失うんじゃないかとか、後遺症を受けるのではないかとか、或いは、健康状態大丈夫かという心配よりもそっちの方が多いという。
つまり、世間の目の方が怖い、だからやっぱり、かかったらだめだ、かかったら仕事で色んな所に迷惑かけるとか、或いは色んな人に
仮に僕がかかっていたとすれば、大竹さんや室井さんや大田さんに、連絡して、もしかしてみんな仕事が止まっちゃうとか
そういうような所に対する心配の方が強いという、これはある種、感染症って言う恐怖でもあるんだけれども
大竹「あれもそういう問題だね。
生活保護の申請が少ない。
なんで少ないかというと、その親戚にばれるのが嫌だと。
要するに、それがばれると世間に迷惑をかけるから申請できないっていうのは、新聞に記事として載ってたんだけどね。」
あれもそうでしょう。一部の自民党議員なんかもいましたけれど、
あるタレントさんのご家族が生活保護受けてるのをなんでお前が受けてるんだと、バッシングみたいなことやって、
確かに生活保護をある種、不正受給している人達が一部にはいるかも知れないけど、それはあくまでも一部の話であって
それを声高に叩くことによって、生活保護って言う当然の権利を受けている人に対する偏見とか、
バッシングみたいなことを行かないようにするのが政治なんだけれど、そうなってない。
室井「だから、私たちがやっぱり賢くなんなきゃね。コロナにかかるのだって、生活保護になるのだって、全然、決まったりしている人はいなくて、
私たちが次は私だ、かもしれないていうことでしょう?
だとしたら、やっぱり、そういうことで私たち同士で闘わないようにしないと」
そうだね
![](https://kenchikustory.com/wp-content/uploads/2021/01/昭和29年狩太町のお祭り八町内会-スキャン-5-scaled.jpg)
昭和29年狩太町のお祭り八町内会
アナ「これ考えてみると、一旦、第1波が収束した後に、そのゴートゥートラベル、ゴートゥーイートやるはずだったのに、
前倒ししてやってしまって、因果関係ははっきりしないですけれど、わーっと広がってしまった。
とか、或いは
第1波、第2波の時に、秋・冬大変になりますよ、医療現場が大変な危機に陥りますよっと言うことを、
専門家の方が何度も言っていたのに、結局その通りになってしまった。
これは政治家もちょっと劣化しているのかも知れませんけれど、
優秀なはずの官僚も、その政治に忖度しすぎて、身動きとれなくなって萎縮して何も出来ないみたいな
そういう事もひょっとしたらあるのかなあと思って」
ゴートゥートラベルとかゴートゥーイートというキャンペーンをどう捉えるのかって、色んな人達は考えが違うと思うんですけれど
僕は、結構、地方で取材をした時に、特に去年の秋くらい、ある程度感染がそれなりに落ち着いている時に、
特に、ゴートゥーキャンペーンに関しては、ありがたいって言っている旅行関係者も多かったですよね。
実際にそれで効果があって、それなりに息を繋いだって言う人がいたので、僕自身は一概に駄目だとは思わないんだけれど
一方で、その時期に、同時にその医療・検査の対策の方打っておかなくてはいけなかったんだけど、
もうあっという間に、特に、秋冬は予見されていたにも関わらず、あっという間に崩壊状態になっちゃうと言うことは、
保健所の体制もそうだけれど,明らかに準備不足ですよ。
![](https://kenchikustory.com/wp-content/uploads/2021/01/狩太町のお祭り昭和36年-スキャン-1-scaled.jpg)
昭和36年の狩太町のお祭り
官僚組織と言うことに関していうと、理想が違う話なんですけれど、
僕も、官僚や官僚OBの人達に話を聞くと、
安倍政権下で、菅さんや杉田副官房長官が官僚社会を牛耳っていたんだけれど
一貫して、言うことを聞かない官僚は飛ばすとか、あるいは処遇しないと言うようなことが徹底されているので
官僚組織がもう完全に萎縮してる。
官僚組織って、その問題は沢山あるんだけど、ある意味で日本最大のシンクタンクみたいな所があって、
色んな専門的な知見とか、或いはそれぞれの専門分野のデータとか持っている訳ですよ
本来の政治主導というのは、そのシンクタンクたる官僚組織が、いろんな意見とか、或いは色んなデータとかいうものををきちんと政治に出して
それを見て政治が右に行くのか、左に行くのか、前に行くのか、止まるのかと言うことを判断すべきなんだけれど
あーいう、気に食わない官僚は、飛ばすとかになっちゃうと、
官僚というのはそもそも出世が命なので、異論は言わなくなっちゃうし、
場合によっては客観的なデータですら、示さなくなっちゃうと言うんですね。
だから、そういう事がひょっとすると官僚組織の中に蔓延しちゃって、
コロナ対策でも足かせになっているという可能性も充分あると思うんですね。
![](https://kenchikustory.com/wp-content/uploads/2021/01/昭和31年狩太町のお祭り八町内会-スキャン-2-scaled.jpg)
昭和31年狩太町のお祭り八町内会
大竹「そうやって、官僚に自分の意見を通じない人を排除して、国会で答弁してるんだけど、
自分で『自助・自助』って自助が一番最初だって言うんだったら
なんで官僚が書いた答弁書をずっと読んでいるんだと。
自分で書けば良いんじゃあないかと。」
室井「今回のコロナ対策って、やっぱり、上から押さえつけるみたいに怖くて言えないって言うの?
日本だって優秀な人一杯いた筈なのに、やっぱり私もそれが問題なんじゃないかって思う。」
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昭和34年狩太町のお祭り八町内会
実は、先日、総務省でふるさと納税のこと仕切っていた平嶋彰英さんと言う方に長いインタビューしたら
彼は、ふるさと納税に異論唱えたら飛ばされたんだけど、
異論を唱えたら、菅さんに「逃げ切りは許さんぞって」言い放たれたんですって。
大竹「どういうこと?逃げ切りって」
要するに自分のこと聞かないでそのまま放っておく訳にはいかせないぞって言う意味だと思うんですけれど。
最終的に、平嶋さんは、菅さんの言うとおりにさせられたんですよ、もの凄い怒られて。
で、言うとおりにしたんだけれども、最終的に、平嶋さんは左遷されるんですよ。
恐らく、平嶋さん曰く、
菅さんというのは、自分の絶対忠誠を尽くせと
要するに、異論を言うんじゃなくて、兎に角、菅さんがこうだと言ったら必ずその通りにやって
且つ、場合によっては先回りして忖度をして、動くのが官僚だと言うようなお考えなんじゃないのか
と言うことを、平嶋さんおっしゃっていて
その節というのは色んな所に現れている訳ですよ
今の官僚の不祥事って全部そうでしょ
財務省の公文書改竄もそうだし、防衛省の日報隠蔽だとかもそうだけれど
官邸がこうだと決めたり、官邸がこうだと大見得切ったら、
それに合わせて官僚の人達が右往左往して辻褄合わせようとして起きている不祥事ばっかりなんですよ。
アナ「広げて言うと、学術会議のメンバーの選考についても同じようなことが言える?」
同じ事です。
つまり官邸とか、政治権力者みたいな人達が、こうだって言ったのをみんな言うことを聞かなくちゃいけない
或いは忖度して動かなくちゃいけない
ていうようなことをしていけば、学術会議はまさにそうなんだけれど
結果的に,官僚とか、社会とか、政治から
色んな意見を出すとか、色んな議論を闘わせながら、方向を修正していくというような、多様性とか活発性という物がどんどん失われていく?
![](https://kenchikustory.com/wp-content/uploads/2021/01/昭和36年狩太町のお祭り八町内会-スキャン-3--scaled.jpg)
昭和36年狩太町のお祭り八町内会
室井「日本にだって,あの台湾のマスクの人みたいな人いたんだよ、きっと。言えないだけで。」
うん、いたのかも知れない
大竹「官僚の人達が自由に発言して、色んな意見があって、どうしようかって考えるのが政治家の仕事だものね。」
それこそがまさに政治主導ですよね。
大竹「それをやらないと、政治が硬直化していくという話になっちゃうよね。」
だからそれが、分からないですけれどひょっとすると
新型コロナウィルスの対策の後手後手、尚かつ、硬直した対応みたいな所にもひょっとすると反映されているのかなあと。
大竹「その後手後手の最たる物は、
この間まで、Go to eatって言っていたんだよ、ついこの間まで。今店行くなって言ってるんだから、ランチも止めろって言ってるんだから、
意味分からないよね」
![](https://kenchikustory.com/wp-content/uploads/2021/01/昭和36年の狩太町のお祭り2スキャン-scaled.jpg)
昭和36年の狩太町のお祭り2
今日の新型コロナ感染状況
[2021/1/28 23時59分]国内新型コロナ新規感染者数:4,133人、国内総感染者数:381,139人、累計死亡:5,514人
東京都:1,064人、神奈川433人、埼玉292人、千葉314人、そして重症者1,032人(28日)、PCR検査数50,137件/日(26日)
昨日の新型コロナ感染状況
[2021/1/27 22時00分]国内新型コロナ新規感染者数:3,970人、国内総感染者数:377,012人、累計死亡:5,401人
昨日、遂に世界のコロナ感染者数が1億人を超えました。
世界人口77億人で割ると、77人に1人で感染者がいるって、凄く多く感じます。
因みに、日本では今日現在、37万3千人の感染者数なので、10万人に300人、1,000人当たり3人になります。(日本の人口:1億2,427万人)