利用者に喜ばれる建物づくり 建築について

連載34-3(6)中央設計の目的・理念

医院・病院を新築・増改築・改修しようとしている方に役立つ建物づくりの連載−34

利用者に喜ばれる医院・病院づくり 第1章 納得しながら進める医院・病院づくり

3.納得できる設計者の選定とは

(6)中央設計の目的・理念

中央設計の目的

1、設計者として誠実で優れた建築活動を遂行します。

1)建築に関するさまざまな要請に応え、設計者としての役割を誠実に果たします。

2)住む人、使う人のための正しい建築技術の発展と、優れた建築の創造を目指しす。

3)各自の能力を育て、技術水準を高め、蓄積するとともに、より良い集団設計の方法を追求します。

2、 生活と経営を守り、民主的な運営の設計事務所を築きます。

1)経営を安定させ、健全な職場環境をつくります。

2)所員と家族の、健康で文化的な生活を確保するよう努めます。

3)労使の役割と責任を明確にして、民主的な運営を追求します。

3、 建築界の諸問題と社会環境の改善のために取り組みます。

1)幅広い設計関係者と協力連帯して、職能の確立と技術の向上を目指します。

2)各層の建築関係者と協力して、建築界の諸問題の改善に取り組みます。

3)地域住民の豊かな生活環境づくりに、専門家として協力します。

4)より良い社会環境をつくるために、広範な人々と協力します。

相互に関連するこれらの目的を正しく統一してとらえ、常に何れをも軽視することなく、総合的に追求します。

中央設計の理念

1、建主主体の考えを貫き、その利益を守る。

1)建築目的を遂行する主体は、その建主であると考える。

  その全過程で、建主の主体性が貫けるように業務を進める。

2)建主が、作る建築の内容と過程をよく理解し、納得し、安心できるように設計監理者の立場で努力する。

2、住む人、使う人のための建築を追求する。

1)建築は本来、その地域や施設に住む人や、それを使う人達のためにつくられるべきだと考える。

  常にその人々の立場に立って、豊かな建築環境の創造を追求する。

2)建主と、実際に住む人、使う人やその建築によって影響を受ける人々との関係を正確にとらえ、その上で人々の要求が建築に十分反映するように努力する。

3)多面的な要求や条件を総合的にとらえ、真の要求を探求する。そのために必要な課題の提起や解決の提案を積極的にする。

3、集団的、組織的設計事務所の利点を生かす。

1)所員一人ひとりが建主に対する責任と自覚を持ち、技術を高め、生き生きと力量を発揮できるよう、

  設計事務所として集団的、組織的に保障し、推進する。

2)集団設計の方法を追求する。

  業務内容を集団的に検討し、知識や知恵、豊富な創意を出し合って、優れた成果を作り出すように努める。

3)設計事務所が組織として業務に責任をもつ。

  そのために、役割や任務分担を明確にして業務を遂行する。

4)個々に担当した業務の実績や資料を組織的に保存、継承し、必要に応じて活用できるようにしておく。

4、豊かな専門の能力で、広範な要求に応える。

1)一般の建築設計監理のほか、建築や環境に関する相談や、企画・計画から建築の保守管理にいたるまで、規模の大小を問わず、さまざまな要求に誠実に応える。

2)医療施設、福祉施設、住宅、土地利用計画、環境計画などは、それぞれ独自の課題をも系統的に追求し蓄積してきたエキスパートとして、その力量を発揮して応える。

  また、新たな課題にも、十分な成果を生み出す意欲と能力を持って、積極的に取り組む。

3)建築設計(意匠、構造、設備、地域計画のスタッフ)のほか法律、経理、測量、地質調査、不動産関係などの専門家とも協力して、幅広い要求に総合的に応える。

4)建築施工者とは、その立場と役割を明確にした上で、建主の利益のために、必要な正しい協力関係を探求する。

5、適正な報酬を得るために努力する。

1)業務に対する報酬はすべて、その建主または依頼者からのみ受け取り、他の目的を持った第三者から得ることはない。

2)建主に設計監理業務の価値を訴え、適正な報酬を得るように努める。

3)他の建築設計者たちと連帯して、設計者の経営基盤の強化に努め、職能の確立を目指す。

㈱中央設計は現在、存在しません。

残念ながら、2008年、自主廃業して会社清算をしました。

従って、現在、〇〇中央設計〇〇と、中央設計名の付く会社は、この㈱中央設計とは全く関係ありません。

当時の経営役員も、〇〇中央設計〇〇と中央設計名の付く会社には、経営的にも、設立にも、一切関わっておりません。

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