富士の姿は朧なれど夕陽はくっきりと

本の感想 ブログ

2021/03/11 東日本大震災 あれから10年!

十年一昔と言うけれど、一昔では無く、今も続く天変地異?東日本大震災

この東日本大震災には2つの災害という側面が有ると思う。

1つは自然災害、そしてもう1つが人災である。

原発事故は防げたはずの、いやそもそも、原発をつくらなければ「国破れて山河あり」という国難にはならなかった!?

国破れる前に山河が無くなってしまったこの原発事故は人災である。

中筋純さんという写真家をつい最近知った。

それは、文化放送の「アーサー・ビナード 午後の三枚おろし」という番組である。

このBlogでは、その番組で私なりに捉え聞いた中身を、展開させていただきます。

中筋純さん2007年よりチェルノブイリ、2012年より福島を撮り続ける写真家である。

『コンセントの向こう側』中筋 純 著 出版:小学館

『コンセントの向こう側』中筋純著

『コンセントの向こう側』

電気はもの凄く重要

無くても生きていける、意外と

希望の象徴、五輪

私たちが見つめなければいけないのは発電所、特に原発です。

チェルノブイリ原発の爆発からもうじき25年

産業遺構では無く

なんなんだ!

そして福島の原発爆発から10年

原子力緊急事態宣言は未だ解除されていない

それなのにブエノスアイレスであの2013年に

アンダーコントロール」って言ってしまった。

オリンピックは色んなモノを消してきた。

オリンピックで色んな所を整えるだろう

地ならししてしまうだろう。

それで浪江町に入った。

生活の場から人がいなくなった写真

それとどういう風に地ならしされていくのかという定点観測をした

新しい建物が建ったり、元の時間に戻ってどんどん自然にのみ込まれていく所があったり

進んだり、逆に戻ったり、良く分からない空間

そういう定点観測が載っている

有る時、谷脇さんのポスターが剥がれた後に阿倍さんのポスターが出てきて

色あせて・・

その後、浪江に桜を見に行ったら、阿倍さんのポスターの貼られた看板の木が倒れていて

こりゃ阿倍さん、桜がらみで倒れるんじゃないかと思ったらやっぱり倒れちゃった。

予言木だと思った

中筋さんの写真には色んなモノが出てくる

「モノが語る」

事物が情報源となっている

中筋さんの俯瞰しているモノは手触りが残る。

現場に一人で行くと

完全に孤独で無いと

触覚・嗅覚、太平洋からの臭い

五感に訴えるモノがある

魔物がいる

無人の空間が何を言っているのか

耳を澄ました結果が画になっている

オリンピックで町が消えていく姿

ここ1年くらいは家が解体されていく場面

家というものはそこに住んでいた人の歴史とか記憶とかが染みこんだ

人間みたいなモノ

その柱が人間のような存在、大黒柱が、

100年以上のものがへし折られていくという暴力的なモノを感じる

三原由紀子さん(歌人)の歌が写真集に載っています。

『我が店に 売られしオモチャの ショベルカー 大きくなりて 我が店壊す』

『復興は なかったことの 連続で 拠り所のなき 故郷になる」

先人達がつくってくれた言葉の中に『水に流す』という言葉があります。

でもこれは本当は「禊ぎ」で即ち「身を濯(すす)ぐ」とされているそうです。

即ち、川に入って流水で身の汚れを流したり、滝に打たれて身を清めることから

身にこびりついた罪や汚れが洗い落としたことで元に戻れる、罪滅ぼしにもなったという

以下、本の紹介文からです。

「原発事故後の「福島」の切なくも美しい現実

震災後の福島を撮り続けた写真家の膨大なストックの中から厳選した写真に、随筆・詩を添え、

「語られない真実」を召還し、「忘却された物語」を紡ぎ出す。

「赤々と煌々とコンセントのこちら側」

「いつも真夜中コンセントの向こう側」

東京のビジネス街や繁華街を鮮やかに彩る光。

一家団欒の茶の間を温かく照らす光。

その光はいったいどこから来たのだろうか。

その繁栄はいったい何によってもたらされていたのだろうか。

大爆発を起こした福島第一原発。

約半世紀かかると言われる廃炉作業は計画通りに進むのだろうか。

膨大な高レベル放射性廃棄物は誰が引き受けるのだろうか。

約束された「明るい未来は」どこにいったのだろうか。

科学の名のもとに、放射能という寝た子を起こしてしまった人類は、これから途方もない時間を「目覚めた子」と向き合わなければならない。

これは天災でなく、人災なのだから。

原子力緊急事態宣言は発令したままとなっている。

【編集担当からのおすすめ情報】

写真家による美しき怒りの鉄槌。

ぜひお手にとってご覧ください。

日本の「現実」がこの1冊に凝縮されています。

巻末には詳細なインデックス(写真紹介)もございます。

また、アーサー・ビナード氏(詩人)、

赤坂憲雄氏(民俗学者)、

ヴィヴィアン佐藤氏(美術家)、

三原由起子氏(歌人)、

渡辺一枝氏(作家)が読み応えのある寄稿文を寄せてくださいました。

東日本大震災から10年、我々の国はどこへ行こうとしているのでしょうか?。

次にご紹介するのはこの中にも出てきた詩人のアーサー・ビナードさんの番組で知った詩人

若松丈太郎さん

これは、明後日Blogに話を移します。

 

今日の新型コロナ感染状況

[2021/3/11  23時59分]国内新型コロナ新規感染者数:1,319人、国内総感染者数:444,336人、累計死亡:8,477人

累計死亡者数(3/11):①東京都1,536人、②大阪府1,146人、③神奈川県737人、④北海道700、⑤埼玉県642人、⑥兵庫県561人、愛知県551人、千葉499人

新規死亡者数(3/11):①東京都18人、②大阪府2人、③神奈川県4人、④北海道3人、⑤埼玉県2人、⑥兵庫県2人、愛知県3人、千葉4人

累計感染者数(3/11):①東京都114,536人、②大阪府47,983人、③神奈川県46,081人、④埼玉県30,486人、⑤千葉県27,604人、⑥愛知県26,348人、北海道19,734人、兵庫県18,235人

新規感染者数(3/11):①東京都335人、②大阪府88人、③神奈川県125人、④埼玉県126人、⑤千葉県122人、⑥愛知県66人、北海道71人、兵庫県41人

1,000人あたりの感染者数は、

東京都で8.1人、大阪府で5.4人、神奈川県4.9人、埼玉県4.0人、千葉県4.3人、愛知県3.4人、北海道3.7人、兵庫県3.3人、全国平均では3.5人となります。

3月になってから、東京都の7日間新規感染者数の勾配は横ばいでしかも300人/日前後と高止まりなっていることに注意。

国内重症者354人(3/11)-364人(3/10)=前日比-10人、PCR検査数37,338件/日(3/9)、死者数45人(3/11)前日比-9人

昨日の新型コロナ感染状況

[2021/3/10  23時59分]国内新型コロナ新規感染者数:1,316人、国内総感染者数:443,730人、累計死亡:8,432人

国民300人に1人は新型コロナに感染したと言うことですね。

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