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新型コロナ感染急拡大の現状と対策

(群星むりぶし沖縄臨床研修センター長 徳田安春氏への聞きとりしたものを筆者が要略したものです。)

Contents
  1. 感染急拡大が進行し全国的にも深刻な状況にあります
  2. PCR検査により感染実態の把握、特に無症状感染者の発見と保護・隔離を進める
  3. 地域の人々全体のPCR検査を徹底する必要があります。
  4. 経済活動再開を目指すのであれば、無症状で感染を引き起こす人を発見し、保護隔離するシステムの構築が必要
  5. 日本は極めて異常に低いPCR検査数です。
  6. 政府が無策・無能であるために、日本国民は窮地に追い込まれている

感染急拡大が進行し全国的にも深刻な状況にあります

[2020/11/27 18時30分]国内新型コロナ新規感染者数:2,498人、国内総感染者数:138,527人、死者数:2,052人

[2020/12/7 23時59分]国内新型コロナ新規感染者数:1,522人、国内総感染者数:165,174人、死者数:2,411人

国内総感染者数が遂に中国の感染者数を越えて東アジア1位に!

アジアにはインドというとんでもない感染拡大中の国があった。(世界で2番目に感染者数が多い)

しかし、中国を抜いてしまったというのは、この国はどうなってしまうのか。

中国の発表は信頼性がどうかという人もいますが、

強権的な取り締まり状況をしているだけに、良いか悪いかは別にして、そうだろうなと思うところもあります。

政府が緊急事態宣言を解除し、行動制限(自粛)を解除し、経済活動を再開した。

人の接触が増えれば感染が再拡大する事は自明でした。

だから、

行動制限からの出口戦略、安全な経済活動再開の条件を作ることが必要だったのに、

政府は無策でした。

収束から活動再開に向かう時期にPCR検査を戦略的に拡大し、

PCR検査により感染実態の把握、特に無症状感染者の発見と保護・隔離を進める

このことをシステム化することが必要でした。

政府はこれを怠り、

単に制限を解除し、経済活動再開を進めために感染の再拡大を許しました。

陽性率がここまで高くなるとその地域で市中感染が広まり、

ウィルスが蔓延し震源の真上化する危険な状況です。

すべての流行、大流行(パンデミック)は地域から始まります。

そういう震源の真上化したローカルエリアに徹底的に防疫介入すべきでした。

政府の動きは遅い。

自治体任せ、医師会任せ、地域任せになっていて積極的な防疫を行っていない。

防疫介入は

地域の人々全体のPCR検査を徹底する必要があります。

例えば東京新宿の場合では、感染拡大の震源になっている歌舞伎町エリアにPCR検査をかけたのはもう既に急拡大が始まってからでした。

昼の人口と夜の人口がいることを考慮し、

検査の範囲を、住人だけでなく飲食業関係者、オフィスの会社員なども対象にし、

職業リスクもあるので、接客業のホスト、ホステス等は優先的に検査する。このような取り組みが急いで必要でした。

PCR検査体制のシステム化が、今、必要なのです。

経済活動再開を目指すのであれば、無症状で感染を引き起こす人を発見し、保護隔離するシステムの構築が必要

そのために、PCRの産業化を提言します。

検査に必要な防護資材(ガウン、フェイスシールド、N95マスクなど)の生産・確保、

陽性者の保護・隔離のための療養施設(ホテル等)の確保・提供、

療養者の保護・支援システム(モニタリング、送迎、メンタル支援)など、

産業界とも協力して継続的な検査・保護のシステムを社会的に構築することです。

またドライブスルーもシステム化すべきです。

PCR検査の積極拡大の主張に対しデメリットを強調する主張もあります。

その根拠として、そもそもPCR検査の感度が高くないと。

それは間違いです。

検査目的を、『感染力』を策定する防疫検査と考えれば良いのです。

そもそもPCR検査の感度は、

ごく微量のDNAサンプルから、酵素の働きで対象となるDNAを増幅させて分析するものだから、

ごく少量でも検出・完知可能という意味で、非常に高いといえます。

厚生労働省や政府対策本部の分科会(専門家会議)は感度は70%程度として、3割の偽陰性が生じると強調しています。

これは否定のためのすり替えです。(筆者)

感染から発症、症状の進行の過程で、唾液や咽頭などの上気道部に

ウィルスが大幅に存在する時期と、そうではない時期に変化があります。

発症から2週間以上経過すると多くの患者ではPCR陰性になります。

しかし、今、戦略的にPCR検査を拡大しようとするのは、

感染者(無症状者でも)を確認して隔離することです。

感染予防にとって大事なのは、ある人が感染しているウイルスが別の人に感染伝播するかどうかです。

ある人が無症状なら咳も痰も出ません。

その時の感染力の有無は唾液や咽頭液にウィルスがいるかいないかが決定的です。

発声、飛沫など唾液等から感染が起こります。

無症状者の唾液にウィルスがいるかどうかの検査感度が問題です。

そう考えると

PCR検査は100%に近い高い感度を持つゴールドスタンダードだといえます。

また、感染していない人を感染者と間違って判定する(いわゆる偽陽性)確率は非常に低いのです。

時間変化を考慮して頻回の検査も必要です。

頻回の検査が出来るようなら、抗原検査でも良いです。

アメリカでもこのような考え方でPCR検査の拡大を追求し、

エピセンター(震源の真上)だったニューヨークでも検査と隔離を徹底し、押さえ込みに成功しつつあります。

今こそ、PCR検査数を世界の普通の国々並みに

拡充させることが、経済と感染抑制の両方を達成するために必要なのです。

日本は極めて異常に低いPCR検査数です。

このままでは、拡大はとどまらる所を知らず、ウナギのぼりです。

日本の今の感染者数の概要は(2020/11/25ー2020/12/7)

感染者の合計数:137,261人(165,174人)

新しい感染者数:1,861人(1,522人)

退院者数:116,378人(137,562人)

死亡者数:2,022人(2,411人)

台湾では

感染者の合計数:623人(716人)

新しい感染者数:5人(22人)

死亡者数:7人(変わらず)

中国では

感染者の合計数:86,490人(86,634人)

新しい感染者数:21人(15人)

死亡者数:4,634人(変わらず)

韓国では

感染者の合計数:32,318人(38,161人)

新しい感染者数:583人(615人)

死亡者数:515人(549人)

(2020/12/6現在、ウィキペディアより)

政府が無策・無能であるために、日本国民は窮地に追い込まれている

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