世界で唯一の被爆国、日本
残念なのは、日本政府がこの条約に背を向けていることです。
76年前に、膨大な命と日常の生活を根こそぎ破壊し、多くの人のその後の人生も狂わせた原爆。
核兵器廃絶への人類の新たな出発です。
被爆国日本の政府の取る態度とは思えません。
核保有国アメリカにすり寄る情けない態度。
純真な子ども達に説明が出来ません。
顔から腕から胸からただれ落ちる皮膚と体液。
物も言えないのに目だけが訴えていました。
「水を下さい。助けて」と
吉永小百合さんの朗読の中の言葉です。
多くの罪の無い子ども達も犠牲になったのです。
なんでこうなったのか何の説明も無いままに、その瞳は閉じられました。
「原爆を許すまじ」(浅田石二作詞、木下航二作曲)の歌が聞こえます。
『ふるさとの街やかれ
身よりの骨埋めし焼土に
今は白い花咲く
ああ許すまじ原爆を
三度許すまじ原爆を
われらの街に」
平和だからこそ建築はできるのです。
破壊行為につながる戦争は嫌いです。