風が強く、富士山は少しの間ぼやっと見えましたが、あっという間にかき消されて雲で覆われてしまいました。
今日は七草。大正月も1月7日まで。七日正月(なぬかしょうがつ)とも。
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資本主義のあり方を根本的に見直さなければ人類の未来はない
こう宣ったのは坂本龍一さんです。
美術手帖(坂本龍一)【出典:amazon】
『コロナ感染拡大で、貧困と格差、地球温暖化、差別など様々な問題が明るみに出ました。
資本主義が行き着いた「ニューリベラリズム(新自由主義)」の政策は、効率を何よりも優先して福祉や教育を切り縮め、医療体制を脆弱なものにしてきました。
日本政府は、コロナ感染の第2波・ 3波を予測できたにもかかわらず、医療体制を強化したり、PCR検査を拡大することもせず、ただ「自粛」を呼びかけただけでした。
教育や福祉が無料のドイツ、フランスでは深刻な医療崩壊は起きていません。
感染が拡大しても病室やベッド、人も余裕があったからです。
医療や教育、命の安全保証をきちんとやっている国では、パンデミックが起きたとしても乗り越えられるのです。
これに対し、日本の菅政権が掲げるのはまず「自助」、そして「共助」、最後が「公助」です。
要は、国は何もしないと言う宣言です。
…、中略… .
何十年も突っ走ってきた暮らし方、社会のあり方を変えても、暮らせると分かった人は多いはずです。
どんな暮らし方をしたいか、どんな社会を望むのかをこの機に考え、声を上げていくべきだと思います。』